2025年7月26日(土) 14:15~18:00
場 所:エーザイ㈱大阪コミュニケーションオフィス33階A会議室
プログラム
■14:30-15:30
教育講演
「老いた臨床医の妄言~言語症状の成り立ちを考える~」
清山会いずみの杜診療所 松田 実
■15:30-16:15
「『聞こえない』、「『聞こえるけどわからない』と強く訴えた左中大脳動脈梗塞の1例(仮)」
滋賀県立総合病院リハビリテーション科 平川 圭子
滋賀県立総合病院リハビリテーション科 中馬 孝容
■16:15-16:30
コーヒーブレーク
■16:30-17:15
「脳膿瘍に伴い言語症状を認めた1例」
京都府立医科大学附属病院医療技術部リハビリテーション技術科
阪下 英代
京都府リハビリテーション支援センター/京都府立医科大学大学院脳神経内科学
近藤 正樹
■17:15-18:00
「丁寧口調の常同言語、反響言語、反復言語が目立った変性性非流暢性失語の1例(仮)」
大阪市立十三市民病院リハビリテーション科 内山 良則
脳神経内科はつたクリニック 初田 裕幸
清山会いずみの杜診療所 松田 実
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
「開催テーマ」 言語の障害
初夏の候,皆さまにおかれましては,ますますご清祥のこととお喜び申し上げます.
2023年度より当会世話人を務めております,大阪市立十三市民病院の内山良則と申します.言語聴覚士としての立場から,微力ではございますが,会の運営に貢献できるよう努めてまいります.どうぞよろしくお願いいたします.
さて,このたび下記のとおり「第72回近畿高次神経機能研究会」を開催する運びとなりましたので,ご案内申し上げます.
今回の研究会は「言語の障害」を開催テーマに掲げ,教育講演に松田実先生をお招きし,失語症に関するご講演をお願いいたしました.また一般演題には,3名の言語聴覚士による言語障害に関連した症例提示を行う予定としています.
このたびの研究会が皆さまの学びを深め,日々の臨床に役立つ実践的な知見を得ていただく場となるよう,鋭意準備を進めております.ご多用の折とは存じますが,是非ともご参加賜りますよう,よろしくお願い申し上げます.
2025年2月15日(土) 14:15~18:00
場 所:エーザイ㈱大阪コミュニケーションオフィス33階A会議室
座長 奈良学園大学リハビリテーション学研究科 西川 隆
プログラム
■14:30-15:30
教育講演
「失語症の理解のために――自動言語の話」
菰野聖十字の家診療所 波多野 和夫
(プログラム後段に講演抄録)
■15:30-16:15
「時間知覚の歪み : 体内時計の遅延と時間見積もり障害に関する検討」
京都民医連あすかい病院 リハビリテーション部 外池 昂志 中井 俊輔* 小川 朋子
大阪公立大学大学院 リハビリテーション学研究科*
京都民医連あすかい病院 神経内科 那須 徹也 磯野 理
■16:15-16:30
コーヒーブレーク
■16:30-17:15
「脳出血後に神経心理学的検査と 家族の行動評価に解離が目立った症例」
京都岡本記念病院リハビリテーション部 木本 祥子
■17:15-18:00
「発声はみられるが、音声言語を使用せず誤った身振りで意思伝達しようとする
重度混合型失語症の一例」
友紘会総合病院 リハビリテーション科 坂井 麻里子 勝田 渚乃
滋賀県立総合病院 精神科 鈴木 則夫
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
教育講演 抄録
「失語症の理解のために――自動言語の話」
菰野聖十字の家診療所 波多野 和夫
近代的な失語症研究は「ヴェルニッケ・リヒトハイムの図式」(1885)からはじまるといってよい。言語については、その機能中枢が脳内に複数あって、これらを神経路がつなぎ合わせて連絡することによって機能するという、神経学的な理解を基盤にしている。失語症は、これらの中枢が損傷を受けるか、連絡路が切断されるかによって生じると理解された。この考え方は現在でも失語学の基本であり「古典論」と呼ばれる。
この考え方は19世紀という科学の時代の偉大な成果であったが、その後ほどなくいろいろな反論が提出された。ちなみに、反論が出るということ(反証可能性)が科学であることの証である、という考え方がある。たしかに物事の説明に、神や仏を持ち出されては反論のしようがない。
言語と失語のすべてを理解できるはずの神経学的な古典論(ヴェルニッケ・リヒトハイムの図式)に対しては、これでは説明できないという失語現象が次々に話題に上がった。その重要なテーマが自動言語の問題であった。「再帰性発話」はその最たるものであり、その後、これを研究テーマにする人はほとんどいなかった。結局、半世紀もブランクがあって、ようやくアラジュアニヌ(1956)が再帰性発話の問題を論じた。
自動言語は失語症の言語症状の重要な一つであるいう考えを具体化したのはペック(1982)とその一門のアーヘン学派である。彼らは、「離断症候群学説」を主張してヴェルニッケ・リヒトハイムの図式を復興しようというゲシュヴィント(1965)に対して論争を試みた。
自動言語の問題については、心理・言語学的な、あるいは発達・進化学的な、さまざまなアプローチが必要であると思う。神経学的に理解できれば、それはそれで結構ではあるが、「言語野孤立仮説」のように、どうも無理を重ねることが多いように思える。そういうことを「空語句」や「同時発話」の現象を手がかりに考えてみたいと思う。
開催テーマ
「症状を環境適応の必要性という観点から見直す」
第71回研究会の当番世話人を務めます西川隆です。
2025年は日本で初めて頭部CT が東京女子医大に臨床導入された1975年からちょうど50年の節目に当たります。当時私は大学生でしたが、ポリクリ担当の教官がCTフィルムをシャウカステンにかざしつつ、「生きた人間の脳みそが見られる時代になった」と興奮まじりに解説されていた情景が鮮明に思い出されます。1977年の失語症学会(現高次脳機能学会)ならびに神経心理学会の発足とその後の神経機能研究の隆盛は画像技術の進歩と終始歩調を合わせるものでした。
精神医学を志していた私は、そうした時代背景と人々との縁あって脳機能を学ぶことになりましたが、半世紀近い年月を経た今、少なからず反省しているのは、症状を脳機能に還元することで「証明終わり、以上」という思考停止に陥っていなかったか、ということです。
横断的な心理・行動現象の基盤に脳機能があることは間違いありませんが、その脳機能のさらに根底となる基盤には、それに先立つ系統進化と個体発達における縦断的な心理・行動の蓄積があるのであり、脳機能は所与の原因ではなく、環境に対する生体の適応過程の可変的な一断面にすぎないという見方が必要と思われます。健全な脳も、損傷を受けた脳も、環境に適応しようとする生体の努力を反映した機能を有するはずであり、あらゆる神経心理症状にそうした側面を見出して努力を援助することこそが医療者の役割であると思われます。
症例を募集いたします。高次脳機能の症例ということのほか対象は特に限定せず、一筋縄では理解できない、矛盾だらけの症例を大歓迎いたします。症例を提供いただける方は、事務局の田中裕先生か私に御一報いただければ幸いです。
また、今回の研究会では、波多野和夫先生に教育講演をお願いしております。
波多野先生はさまざまな高次脳機能の病態に関して常に刺激的な新しい観点をわれわれに開示してこられましたが、今回は、高次脳機能研究の先達として若い人達のために有益なお話を御自由にしていただくようお願いしております。
来たる令和7年2月15日の近畿高次を、乞う御期待のほど。
当番世話人
奈良学園大学リハビリテーション学研究科
西川 隆
近畿高次神経機能研究会事務局
田中 裕
Tel&FAX:0745-45-1916
2024年7月27日(土) 14:15~18:00
場 所:エーザイ㈱大阪コミュニケーションオフィス33階A会議室
プログラム
■14:30-15:00
「ミニレクチャー
語義失語とsemantic dementia
医療法人緑会たなかクリニック 田中 裕
■15:00-16:00
「これどっち?:話すと疲れると訴えるPPA」
愛媛県認知症疾患医療センター⼗全ユリノキ病院
きのこエスポアール病院精神科昂志、横⽥ 修
■16:00-16:30
コーヒーブレーク
■16:30-17:15
「陳旧性脳出血のある患者が脊髄損傷をきたし、麻痺の病態失認様症状を呈した1例」
榊原温泉病院言語室 小山陽子
榊原温泉病院内科 野田悦生 山森雅彦
田中 裕 たなかクリニック
■17:15-18:00
「ジャルゴン様の自発話に気づきのある重度失語症の1症例」
京都光華女子大学看護福祉リハビリテーション学部
福祉リハビリテーション学科言語聴覚専攻 英香里、関道子、上田敬太
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
時下、皆様方におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
本年9月5日(土)~9月6日(日)に、京都市で開催の第48回日本神経心理学会では、一般演題の募集期間の締め切りが一週間後
5月20日(月)正午まで
に迫っております。
演題応募を検討中の方は、ぜひご登録をお願いいたします。
現時点で非常に登録演題数が少なく、皆様ならびに貴施設の先生方に是非演題登録ならびに大会参加をお願いさせていただきたく存じます。
9月に京都でお目にかかれますこと、関係者一同楽しみにしております。
ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
村井俊哉(第48回日本神経心理学会大会長)
京都大学大学院医学研究科
脳病態生理学講座(精神医学)
謹啓
時下、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、第70回近畿高次神経機能研究会を下記の要領で開催いたしたく、ご案内申し上げます。
謹白
■日時
2024年7月27日(土) 14:15~18:00
■共催
エーザイ株式会社
■場所
エーザイ株式会社大阪コミュニケーションオフィス
大阪市北区大淀中1丁目1番88号(梅田スカイビルタワーイースト33階)
今回の研究会は、会場に来場していだき対面での開催を予定しております
皆様のご参加をお待ちしております
参加費として2000円をいただきます。
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
E-Mailでの案内に変更しております。
「近畿高次神経機能研究会」HPより会員登録をお願いいたします。
ご入力いただきました個人情報は、本講演会開催及び今後の講演会ご案内、医薬関連情報の提供・収集・検討の為にエーザイ(株)と近畿高次神経機能研究会の間で共同利用させていただきます。本目的以外には一切使用いたしません。なお、当該個人情報の管理責任者はエーザイ株式会社です。エーザイ株式会社の個人情報保護方針※に基づき安全かつ適切に管理いたします。
(※https://www.eisai.co.jp/privacy/)
■テーマ
進行性の神経心理症状
募集症例
本会の皆様にはいつもお世話になっております。次回2024年7月27日(土)の当番世話人を務めさせていただきます、京都大学の村井です。私事なのですが、「そもそも症例報告や症例検討会は何のために行うのか?」ということを考え、文章にする機会がありました。神経心理学を手際よく学ぶには、ポイントだけをかいつまんで記載した教科書で勉強したほうが手っ取り早いのでは、と思っている人もいるかもしれません。けれども、症例報告でないと原理的に学べないことがある、というのが私の主張です1240080513.pdf (jspn.or.jp)。それも、診断がつきそうでつかないような微妙なケースこそ、学びが大きいのです。色々考えてみたけれども診断に至らなかったケース、など、遠慮なく、発表いただけると嬉しいです。また、是非、皆様、会場にお集まりください。共に議論し、多いに学びましょう。
当番世話人
村井俊哉
京都大学医学研究科医学専攻脳病態生理学講座精神医学
近畿高次神経機能研究会事務局
田中 裕
Tel&FAX:0745-45-1916
2024年2月17日(土) 14:15~18:00
場 所:エーザイ㈱大阪コミュニケーションオフィス33階A会議室
■14:15-14:30
情報提供:不眠症治療剤 デエビゴ錠 最近の話題
エーザイ株式会社
プログラム
■14:30-15:15
「半側空間無視・着衣失行」
京都府立医科大学脳神経内科 近藤正樹
■15:15-16:00
「左中大脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血後、漢字の‘純粋失書’・失計算・‘時計失読’を呈した1例」
公益社団法人信和会 京都民医連あすかい病院 リハビリテーション部、神経内科 小川朋子、八木美郁里、外池昂志、中井俊輔、玉井紀子、那須徹也、磯野 理
■16:00-16:30
休憩
■16:30-17:15
「明らかな談話の障害を認めないが、
語用に関する課題やまんがの説明が困難であった右半球損傷の一例」
医療法人友紘会 友紘会総合病院リハビリテーション科 坂井麻里子
大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科 酒井優子
■17:15-18:00
「連合型視覚失認から視覚失認に移行した一例」
榊原温泉病院 言語室 小山 陽子
榊原温泉病院 内科 矢田 隆志、野田 悦生
かとうクリニック 加藤 保司
たなかクリニック 田中 裕
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
謹啓
時下、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、第69回近畿高次神経機能研究会を下記の要領で開催いたしたく、ご案内申し上げます。
謹白
■日時
2024年2月17日(土) 14:15~18:00
■共催
エーザイ株式会社
■場所
エーザイ株式会社大阪コミュニケーションオフィス
大阪市北区大淀中1丁目1番88号(梅田スカイビルタワーイースト33階)
今回の研究会は、会場に来場していだき対面での開催を予定しております
皆様のご参加をお待ちしております
参加費として2000円をいただきます。
共催 近畿高次神経機能研究会/エーザイ株式会社
E-Mailでの案内に変更しております。
「近畿高次神経機能研究会」HPより会員登録をお願いいたします。
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■テーマ
進行性の神経心理症状