募集症例
「よくわからない症例、症状」
第69回近畿高次神経機能研究会当番世話人の、近畿大学精神科の橋本です。私は長らく関西を離れていたこともあり、昨年、十数年間ぶりに本研究会に復帰いたしました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
第69回近畿高次神経機能研究会の演題を募集します。今回のテーマは、「よくわからない症例、症状」としました。
私が本研究会に初めて参加したのは30年以上も前になります。昨年久しぶりに参加した本研究会においても、一つの症例を長い時間をかけて議論するスタイルが、当時と何ら変わることなく踏襲されていたことに深い感銘を受けました。昨今、わからないことがあれば気軽にネットで検索し、それなりの回答を得て満足してしまいがちです。そのせいか、「疑問があればまずは考えてみる」という習慣が減ってしまっているように感じています。しかし高次脳機能のような複雑で曖昧な分野では、深く思索をめぐらすことがその本質を明らかにするためには必要であり、その点において、タイパをあえて無視したような本研究会の存在は極めて貴重です。
今回のテーマは、「よくわからない症例、症状」としました。日常診療の中で、「何か気になる症状だけど、その本質がよくわからない」といった症例があれば、ぜひ本研究会での呈示をお願いします。なお症例呈示の際には、患者さんのプライバシーに配慮した上で、症状をできるだけ音声や動画で呈示していただくようお願いいたします。
皆様の症例呈示をお待ち申し上げます。
近畿大学医学部精神神経科学教室
橋本 衛
近畿高次神経機能研究会事務局
田中 裕
Tel&FAX:0745-45-1916

